子宮年齢 老化の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
学生時代より生理痛がひどく市販薬では効かず、婦人科で「初期の子宮内膜症かも」と言われました。結婚して「冷え」に気をつけたためか生理痛はましになりました。周期は28日から35日でたまに40日の時もあります。
しかし妊娠希望で病院で検査すると「子宮年齢が12歳も老化している。チョコレート嚢胞がある」と言われショックでした。そこで漢方相談しようと夫婦で行くことにしました。
また疲れやすくて頭痛・肩こりがひどく、低血圧で寒がりです。そして起床後は気分が落ち込み、食欲不振。BMIが16.6でヤセすぎではないかと言われました。
相談したらじっくり小一時間話を聞いてくれて、「やせすぎ」ているので「まず胃腸を元気にし「血」の巡りを改善して温めよう」と言われて漢方を飲み始めました。
子宮年齢が老化しチョコレート嚢胞があると言われショックでしたが、漢方を始めて二週間ほどで元気が出てきて、気分の落ち込みも無くなりました。つぎの相談では「卵巣機能低下」による「補腎」の大切さを説明してくれて、漢方設計しなおしてもらいました。
3カ月続けたら、以前はご飯を食べたあとは体が冷えていたのが暖かく感じたし、いつの間にか生理痛がなくなっていて、鎮痛剤なしで生理をのりきれていました。漢方を服用して1年と2カ月後には出産して、先生に報告しました。
「赤ちゃんができました。主人が早く先生に連絡するように」ということで、電話をいただきました。良かったですね。この方は「脾気虚」が根本にあり「血」の製造が弱く、体や生理のための必要な「血」が虚の状態ではないかと思いました。そして一時期「やせていたら十分育てる事ができない」と厳しいことも言いました。
頑張って「体づくり」を取り組んでくださり、その結果良い報告をいただくことができました。子宮・卵巣年齢も「補腎・養血」などで若返ると言う方は無理かもしれませんが、「子宮・卵巣の老化」と言われても希望を持って、取り組んでいただけるのではないでしょうか。
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